歯列矯正の知識

orthodontics

矯正前

歯列矯正の知識

歯列矯正は美容整形ではありません。歯並びが美しくなることによってその方のQOL (クオリティー・オブ・ライフ)が豊かに、より良いものになる・・・というのが理想です。

歯並びが悪い人の殆どは顎の発育不足が原因です。 本来遺伝子は歯が全て収まるだけの顎のサイズを用意しているのですが、現代人の食生活では十分に顎が成長、発育するに必要な咬む力と回数を引き出しては貰えないのが現状です。

その結果、歯並びがデコボコになったり、オープン・バイトといって口を閉じても前歯が噛み合わさらない状態になっている人など、様々な問題が口の中に現れています。

矯正後

矯正治療の理想は成長期(時期的には乳歯から永久歯に萌え変わる頃)に歯を抜くことのないように全ての歯は収まる大きさに顎を成長させつつ永久歯を理想のポジションに誘導するような矯正が最良だと考えています。

最近の医療では予防が叫ばれていますが歯列矯正も同じです。 歯並びが悪くなることが予測される場合には成長期に矯正を行なうことによって歯列不正になって生じる問題を回避する。これが理想です。

矯正歯科治療は原則的に保険外治療となります。 矯正を開始する時期や、歯並びの程度、骨格の異常の状態等により治療期間も費用も異なってきます。あらかじめ診断を行なった後に治療期間と費用のご説明をすることになります。

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